はじめに
新しく作成されたリモートブランチの情報をローカルブランチに反映させたい場合。
他の人がリモートブランチへ新しいブランチを作成し、その資産をローカルブランチへ取り込みたいということがよくあると思います。その方法を2パターン記載します。
fetch
fetchを実施することで、リモートブランチの情報を取得することができます。
ローカルでは「master」のみの状態となっています。
git branch -a
![](https://itmaroblog.com/wp-content/uploads/2023/05/image.png)
他の人が「feature」ブランチを作成したので、その情報を取得したいとします。
以下のコマンドを実行します
git fetch
そして、再度ブランチを確認してみると。。。
追跡ブランチとして追加されていることが確認できます。
git branch -a
![](https://itmaroblog.com/wp-content/uploads/2023/05/image-1.png)
さらfeatureブランチで修正した情報を自身のローカルブランチに反映させたいとします。
ローカルブランチに「feature」ブランチを作成して移動します。
git checkout -b feature
そして、リモートブランチの情報を取り込みます。
↓のコマンドを実行すると新しい情報がローカルブランチにも更新されます。
git merge origin/feature
![](https://itmaroblog.com/wp-content/uploads/2023/05/image-2.png)
pull
「fetch」ではリモートブランチの情報を取得した後に、その情報をローカルブランチに反映させるためには「merge」コマンドを実行するひつようがありました。
これを一度で実施できるコマンドが「pull」となります。ローカルブランチに「feature」ブランチを作成した状態から再度実行します。
![](https://itmaroblog.com/wp-content/uploads/2023/05/image-3.png)
pullコマンドを実行します。すると、「fetch」→「merge」と実施していたものが一つのコマンドで完了しました。
git pull origin feature
![](https://itmaroblog.com/wp-content/uploads/2023/05/image-4.png)
ブランチを確認してみると、追跡ブランチも存在していることがわかります。
![](https://itmaroblog.com/wp-content/uploads/2023/05/image-5.png)
関連URL
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